非モテを脱出するために覚えていて欲しいこと
非モテという病
愛読している「俺の遺言を聴いてほしい」で
ヒデヨシさんがこんな記事を書いていました。
「非モテ」はたしかに深刻な病だが、必ず克服できる - 俺の遺言を聴いてほしいoreno-yuigon.hatenablog.com
おっしゃる通り非モテは本当に深刻な病です。
自尊心を傷つけ、時に人を死に至らしめます。
一刻も早く克服した方がいい。
しかしあえて言いたい。
非モテは簡単に治らない。と。
非モテ脱出を謳うコンテンツの疑わしさ
残念ながら恋愛において絶対といえるような
正解や模範例はありません。
あるなら僕が知りたいです。
しかしたったひとつ揺るがない価値観はあります。
ルックスです。
いくら「私見た目なんて気にしないよ!」と言っていても、イケメンかブスだったらイケメンがいい。挙動不審のイケメンと自信満々のブスだったらイケメンがいい。
そう。イケメンがいい。
これは恋愛市場において、揺るがない一つの価値観です。そしてこれが曲者なんです。
その辺の非モテ脱出で言われている、眉毛を整えろ、服を無難なものにしろ、美容室に行け、とかこんなのは加点要素でもなんでもありません。
マイナスがゼロに戻るだけなんです。
マイナスをゼロに戻すのは簡単です。
変なところを無難にすればいい。
でもマイナスがゼロに戻ったからって非モテ脱出できますか?
多分無理だと思うんです。
だってゼロなんだもん。
ゼロに戻すのは簡単と言いました。
けどゼロからプラスに持って行くのは
めちゃくちゃ大変です。
眉毛ひとつにしたって、ただ整えるんじゃなくて、自分の髪型、骨格、目の形、メガネのあるなし、色の濃さ、整える上で気をつけるとことは山ほどあります。
ただ整える。
なんてのは当たり前なんです。残念ながら。
あなたが登ったと思った山は、実はそこがスタートラインなんです。
恋愛において最重要な”ルックス”は簡単に変わらない
整形しない限り見た目ってそこまで
大きく変わるもんじゃないんです。
だからといって、
整形をしろって話ではもちろんありません。
僕は整形したいとは思っていませんし。
大事なのは精度を高めることなんです。
どんな服を着て、どんな髪型にして、
どんな眉毛にして。
無難なものを勧めているだけです。
それを実行するだけで非モテから普通の人に
なることはできても、モテることはないんです。
あくまで試行錯誤が重要なんです。
施行回数を重ねて、自分の最適解を見つけないといけないんです。
非モテ脱出でやるべきこと一通りやりました!
でもモテません!そんなの当たり前なんです。
あなたの外見レベルが10点満点中の5点だとしましょう。そんでもって、見た目を5点から6点にあげようとする。
この1点あだけでも死ぬほど遠いんです。
すげー頑張って1点あがります。
死ぬ気になって限界レベルでようやく2点あがります。でも元々3点だったら、
死ぬ気で頑張っても5点なんです。5点じゃ見た目で足切り食らってもおかしくないレベルです。
元々10点の男には逆立ちしたって敵いません。
その現実があったうえで、
それでも頑張ろうって思える人。
きっと少ないです。
頑張ってもしょうがないって、
どうせ俺なんかって思ってしまう。
それって普通です。
普通の人という名の ”非モテ”でいいのか
でもね、10点に勝てなくなたっていいじゃないですか。
3点の自分より5点の自分の方がかっここいいじゃないですか。
抱えたコンプレックスそのままバネにしてみたらいいじゃないですか。
女にモテるために頑張るなんて、とかカッコつけなくていいじゃないですか。
確かにモテるモテないなんてくだらないです。
でもきっとその努力は無駄じゃないです。
最終的にモテなくても無駄じゃないです。
こんなことを頑張るのは褒められたもんじゃないかもしれない。
けど、僕はそんな人たちが好きです。
ただモテたい。それだけのためにちょっと足掻いてみましょうよ。
小学生からどうしたらモテるか。
そんなことばっかり考えてた僕が、
微力ながら手伝いますから。
今すぐ実践すべきこと
前置きが長くなりました。
具体例をあげましょう。
眉毛は、はみでた毛を切ればいんでしょ?って思ってない?
整えましょう。さっきも言いました。
くどいけどもう一度言います。
整えたらいいってもんじゃないです。
最適を見つけてください。
とりあえずこの動画を見てください!
この動画見ると絶望します。
こんなかっこいい人が努力してるんです。
勘弁してください。
でも、だからこそ僕たちみたいな
一般人が努力しなきゃ終わりなんです。
眉で大事なのは整えることだけでなく、
形を作ることです。
眉毛は下側をいじって、
上は剃ったりしちゃダメですよ!って
聞いたことありませんか?
あれ、僕は嘘だと思います。
動画みたいに眉のアウトラインをある程度使った後に、上を剃って形を作るとすごくシャープな眉になります。
非モテの人に多いのが眉毛を整えているけど、
そもそもの眉の形、デザインが微妙なんです。
形や濃さにも野暮ったさがあるんです。
ただはみ出た毛を切りゃいいってもんじゃないです。
眉毛はたかが毛ですけど、目元なので印象に大きく影響を与えます。
ここがダメだと全部台無しです。ただ整えるんじゃなくて、毎回の中で試行錯誤してください。やり過ぎて失敗しても大丈夫。また生えてきます。どうしたら上手くいくか考えてください。
自分に似合うを追求してください。
髪型は美容室言行ってワックスつけてりゃいいと思ってない?
美容室に行く。整髪料をつける。これも当たり前です。こっからが勝負です。
ヘアスタイリングは引くほど奥が深いです。
これに関しても眉と同じ投稿者の動画が非常に参考になります。
別にこういう髪型にしようという提案ではないんです。髪型には似合う似合わないがあります。自分に似合う髪型を探す必要があります。
ただ、僕が言いたいのは
そもそもヘアアイロン使ったことありますか?
ってことなんです。使ったことない人。たくさんいると思います。リバースって何?嘔吐?って人。たくさんいると思います。
パーマ一つとっても、ピンパーマ、スパイラパーマ、いろんな種類があるんです。
だからよく聞いてください。
美容室に行って毎日ワックスもつけてる。これ以上できる事ない!って思ってる人。
全然そんなことないです。まだまだあるんです。
こういう髪型にして、こういう風にセットすればいいよ!っていう正解はないです。
自分で見つけるしかないんです。
髪色、パーマ、ワックスの種類、髪の長さ、ドライヤーの正しい使い方、ヘアアイロンを使ったセット。無限にやれることはあります。知識があんまりない人はとりあえずこの人の動画全部見てみてください。セットってこんなにいろんなことができるんだって思うはずです。
髪型のコスパは異常
いくらお金かけても大丈夫です。オシャレで最もコスパの良い部分は髪ですから!
服を1着買うとします。1万円で。週に1回土日のどちらかで着るとします。
月に直すと着れるのはせいぜい4回程度。ワンシーズンでも12日しか着れません。
ところが、髪の場合は1万5千円でパーマとカットができます。パーマは最低でも2か月くらいは持つでしょう。
今日は暑いし、
髪は取り外して会社いこうかな!
って人いますか?いないです。無理ですから。毎日髪って生えてます。2か月だと一回の投資で60日は効果があるんです。服と比べて一日あたりのコストパフォーマンスがものすごく高いんです。
最後に
服装とか、匂い、スキンケア、書かなきゃいけないことは鬼のようにあるんですが、
ちょっときりがないので一旦その辺は別の機会にさせてください。
今回言いたかったのは、ただ実践すればいいってもんじゃないってことです。
精度を高める。
そのために試行錯誤する。
そうやって長い時間をかけて頑張らないと見た目は改善しません。付け焼刃なんてすぐにメッキが剥がれます。
けどそれとおんなじように長い時間をかけて積み上げてきたものは崩れません。自信になります。そしてそれが魅力になります。
最初から5点の男よりも、3点から頑張って頑張ってこれ以上無理ってくらい頑張って5点になった男だったら、絶対に後者のほうがかっこいいんです。
間違いありません。
最後に何点になるかは問題じゃないんです。自分が今の自分から何点あげられるか。
大事なのはそれだけのはずです。
僕だって偉そうなこと言える立場じゃないです。一緒に頑張ります。
同じ人生、生きるんだったらどうせならカッコイイ自分で生きたいんです。
鏡みて、「お!今日もキマってるな」って思いたいんです。
絶対にその方が楽しいですから。
僕が保障します。
SUNNY CAR WASH 新曲のMV「ムーンスキップ」を見て、彼らが羨ましかった
SUNNY CAR WASH
andymoriの再来とかフォロワーといわれがちな「SUNNY CAR WASH」。
andymoriに似てるかはともかく、すごく良いバンドだよ!
バンドのキラーチューンである「キルミー」。どこがって言われると少し難しいけど、なんとなくandymoriの名前が浮かぶのは分かると思う。
この曲聴いたときは別ににてるわけじゃないけど、andymoriの「evrything is my guitar」を思い出しました。
andymori "everything is my guitar"
あと良いところはこのボーカルのアダムって明らかに、バンドやってないとどうしようもないクズなんだろうなあって感じがするんだよね。偏見だけど。バンドに、音楽に救われてる人種というか。
そういうフロントマンのいるバンドってかっこいいし、いわゆるロックのテンプレイメージと合致して好きなんだよね。
新曲「ムーンスキップ」のMVが公開されたよ!
音楽性がどうとか、曲自体の目新しさとかそういうところで語ることは正直ない。
ただこのMVの雰囲気スゲー良くないですか?
バンドの雰囲気がよくでてる。なんでこんなポップな歌をピョンピョン跳ねながらダサい格好で歌って、ロックンロールを感じるのか。まるでわからないけど、このMVは間違いなくロックンロールそのもの。
天国でも地獄でもスキップで行くぜ
サビ終わりの歌詞がこれだからね。もう馬鹿じゃないかと思うでしょ。頭悪そうだなーって、ただ思ったことを歌って好きな音だして。そういう飾り気のない、見方によってはダサいかもしれない。でもそうやって人の目を気にしないこと。自分の良いものを突き詰めていくこと。飾らないこと。馬鹿をすること。それこそがロックンロールなのかもしれない。そんな風に思った。
「BASEMENTーTIMES」のインタビュー記事でボーカルのアダムがこんなことを言ってた。
あのぉ、あのぉ。あのね、今やってることを楽しいし意味があると思てる奴らはいいんだけど、もうなんか、つまんねぇなって思って仕事してるやつは、リスクを背負ってもいいから本当にやりたいことやってほしいです。土日が楽しいからって平日を死んだように過ごして、週末を待ちくたびれてるんじゃねぇぞって思います!僕は今過ごしている19,20の時の気持ちを忘れた大人にはなりたくないなぁって思ってるから、今の感情を歌っていたいです!死ね! basement-times.com
コレ見たら分かると思うんだけど、こいつらすごく子供っぽいんだよね。人によってはガキがイキッってんなよ!って思うかも。でもこの姿勢には僕たちは一考の価値があると思う。
もうね。子供じゃないから。
守るものとかね。世間体とかね。いろいろあるじゃない?
でもね。それでいいのかなって。
そんなことを言う大人が昔はすごく嫌いだった。知ったような顔して、言い訳をして。自分で自分をカッコイイと思えないような生き方をする。生活感をにじませたそのくたびれた風貌と。生気を感じない目が。嫌いだった。はずだった。
彼らのファーストアルバムタイトルは「週末を待ちくたびれて」。
タイトルがアルバム曲にも収録されててて、ドキっとした。
別に週末を待ちわびることが悪いとか、そんな話ではないよ。
ただ自分が今の自分を本当にカッコイイと思っているかは大事なことだと思う。
きっと彼らは自分たちがカッコイイと思ってる音を鳴らして、歌って、しゃべって生きてる。
やりたくないことはやらない。かっこよくないことはしない。
大概の大人は斜に構えて馬鹿にするかもしれないけど、すごく羨ましいなと思う。
ムーンスキップ、月の無重力でスキップするように生きていく。地獄でも天国でもどんな場所でも。
そんな風に生きれたらカッコイイなと思う。難しいけどね。
別に会社を辞めてうんぬんとかじゃなくて、明日の仕事少し前向きにやろう。とか楽しもうとか。
そのくらいでいいからさ。
自分の気持ちを大事にして、毎日を楽しくしたい。そんなことを考えた。
DYGLのライブ映像「ALL I Want」がかっこよすぎた
DYGLとは
Ykiki Beatして活動をしていた3人が同時並行で進めていたバンドで2017年にYkiki Beatが解散したことをきっかけに本格活動を開始。
Ykiki Beat - Forever (Official Lyrics Video)
DYGLのライブ映像「ALL I Want」がかっこよすぎた
もともとファーストアルバム「Say Goodbye to Memory Den」が2017年にでたのをきっかけに聞いてたんだけど、いわゆるガレージロック然としたすごく良いバンドだなーと思って聞いてました。
メンバーもギターロックに対するこだわりが強くて、いまどき珍しい硬派なインディーサウンド。このアルバム自体もちろんすごくよくて好きなんだけど、好みの音楽だなー。これからが楽しみなバンドがでてきたなあ。くらいの感想だったんだけどYOUTUBEでライブ映像を発見して、印象が激変した。
割と好きだわから、
え?なにこれ。やば!!!!めっちゃかっこいいじゃん!!!!
になりました。鬼のような衝撃です。ここ一年で見たライブ映像の中でも郡を抜いてかっこいい。それがこれ「ALL I Want」
おいおい。音源と全然違うじゃねえか。
イントロの入りからおしゃれでアツい。そう。アツいのだ。音源ではthe strokesのアルバート・ハモンドJrがプロデューサーとして携わったこともあって、クールなガレージロック然としたイメージが強かった。タイトでシンプル。洗練された音楽という印象だったが、ライブだとこうもアツい演奏ができるのか。
ボーカル秋山くんの歌声も音源のけだるい感じは残しながらも、要所では少しがなったシャウトで観客を盛り上げる。
演奏も決めるべきところでしっかりキメてくれる。ものすごくカッコイイ。
音源とライブ映像で良い意味でこんなにも期待を裏切られたのは久しぶりだ。
ギターロックが化石のように扱われる今の時代に日本からこういったバンドがでてきてくれることを本当にうれしく思う。
管理人と同じガレージリヴァイヴァル世代にはたまらないバンドだと思います。
the Strokoes、The Libertines、Arctic Monkeys。
偉大なリヴァイバルバンドの歴史を受け継ぐDYGL。
今後の同行にぜひ注目してください。
正しい音楽のディグり方講座
サブスクリプションサービスがあって、youtubeがあって、いろんな音楽ウェブ媒体があって。
情報過多ともいえる現代。
みんなはどうやって新しい音楽を発掘してる?
もう日本のオリコンチャートは機能してないに等しいし、
テレビみたいな日常使いのメディアから新しい音楽を探すのは難しくなってきたよね。
だからといって日本の音楽が終わった。とか昔の音楽が良かったってわけではなくて。
今は能動的に音楽を探す人と、
そうでない人の格差がものすごく大きくなってるんだと思う。
今ある音楽でも十分だけど、
やっぱり新しい音楽との出会いは人生を幸せにするはずだよね。
ということで、今の時代に即した新しい音楽の発掘方法ということで、
管理人が実際に使っている方法を紹介するよ!
1.youtube
もう正直これは言うまでもないよね。
好きな音楽の再生から関連動画に飛んでいく。
手軽にできるのが魅力だけど、再生数が低いものには飛びづらいし、レコメンドも限界があってしばらく漁ってると聞いたことある曲ばっかりになるのが難点。
2.ゴッチのタイムラインをみる
アジカン好きかに関わらずゴッチの選曲はセンス良いので参考になるよ! https://t.co/Zvphmpj0QX
— チュンバ (@Hacker_Culture_) 2018年8月6日
言わずと知れた「ASIAN-KUNGFU-GENERATION」のボーカル、ゴッチこと後藤正文。
若手バンドを聴くのが好きみたいで、よくツイッターで良かったバンドの感想コメントをあげてるんだけど、ミュージシャンだけあって選曲のセンスが良いよ!
ミュージシャン目線での音楽の聞き方やその感想自体も興味深いしね。
ツイッターでも言ってるけどアジカンが好きかに関わらず、一見の価値あり!
3.TV番組 「ジロッケン」を見る!
毎週土曜日22:30〜23:00にテレビ神奈川で放送している「ジロッケン」。
次世代ミュージシャンの発掘、応援をテーマにした番組で、今の日本のネクストブレイク層にいるバンドは大概特集を組んでくれている。
過去の放送は公式でyoutube配信されているのもありがたい。
ちなみにこのURLで紹介されているDENIMSはすごく良いバンドだよ!
DENIMS - "ゆるりゆらり" (Official Audio)
4.webメディアを活用する
4-1.Skream
激ロックが運営するオルタナ、インディロックを中心に扱うWEBメディア。
会社単位のメディアだけあって、インタビュー記事も充実。邦洋問わずいろんな情報を吸収するのに向いている。音楽雑誌のような感覚で読める媒体。
4-2.Eggs
インディーズバンドが音源を発表するためのプラットフォームとして立ち上げられたWEBメディア。音源をアップするのも聴くのも無料!
インディーズバンドが自由に音源を挙げられる環境ということで、本当にたくさんのバンドに出会える。
自由に聞いても良いが、エッグの運営するスタッフが月毎にイチオシのバンドを紹介するエッグマンスリープッシュという記事をさらっていくのがオススメ!
音源を聴くとそれに対するレコメンド機能なんかもあり、至れり尽くせり。
邦楽ロックを掘るにはもってこいのサイト!
4-3.ミーティア
音楽を中心に漫画、アート、ファッションなどシティカルチャーを発信するwebメディア。
音楽に比重のよった電子版「ポパイ」って言えば分かりやすいかな?
音楽ディグとは少しずれるけど、
このNetflixで今すぐ観られる!僕らの愛する青春映画ガイド。みたいな記事もだいぶマニアックで面白い!
もちろん音楽記事自体も結構見てると面白いのがあるよ!
サイトデザインやアイキャッチ画像からもポパイリスペクトを感じるし、全体としてすごく洗練されたサイトだから、見てて疲れないのもポイントだね!
まとめ
今回紹介したのはどれも自分から能動的に音楽を発掘しに行く方法なので、ある程度いいものを見つけるにはどうしても時間がかかってしまう!
一番楽なのは個人でやってる音楽ブログで管理人と趣味の合う人を見つけることかもね。
僕は今は閉鎖された「路地裏音楽戦争」というサイトが好きで、そのサイトを見てれば自動的に好きなバンドが定期的に更新されていました!
そんな個人サイトを見つけたいなーとはおもうけど、なかなかまだ見つけられてないので、
これから頑張って探してみようと思います!
そして誰かにとってのそんなブログにこのブログが成長していけば。
そう思いながら記事を書いていきます。
今回はちょっと邦楽にかたよりすぎたので、次描くときは海外の音楽ディグにフォーカスした記事も書ければと思います。
それではみなさん。いい音楽ライフを!
そろそろ「ハヌマーン」を超えるバンドに出会いたい
そろそろ「ハヌマーン」を超えるバンドに出会いたい
ハヌマーンという奇跡のバンド
ハヌマーン「Fever Believer Feedback」
大阪天王寺を中心に活動していたスリーピースバンド。
「ハヌマーン」をご存じだろうか。
過去形なのは2011年に解散してしまったから。
ちょうど高校生の頃にこのバンドを聴いていた。
今の高校生は知る由もないけど、当時2ちゃんねるのまとめブログで「路地裏音楽戦争」というすばらしいブログがあった。
まとめとは全然関係のない記事でたまに管理人がオススメのバンドを紹介するんだけど、それがことごとく良いバンドばかりで当時僕は毎日このサイトを巡回していた。
そんな「路地裏戦争」でこのバンドと出会った。
今思えば、高校生なんて青春まっさかりで一番楽しい時期で、きっとキラキラした毎日だったんだろうけど、当時の僕は絶えずやってくるふつうで退屈な毎日と終わりのない戦いをしている気分だった。
そんな毎日をぶったぎるような。
とんでもない衝撃だった。
ハヌマーンというバンドの魅力
「NUMBER GIRL」直結の鋭角サウンドから生まれる緊張感
ギタリスト以外はあんまり興味ないだろうけど、シングルコイルにショートディレイというエフェクトかませるギターサウンドを「NUMBER GIRL」が取り入れたことで、似たような音作りのギターサウンドのバンドはナンバガフォロワーとしてくくられることが多い。「ASIAN KUNG-FU GENERATION」「Base Ball Bear」なんかも大枠でここに括られることが多かった。
それ自体には大きな意味はないんだけど、このバンドに関しては楽曲の構成や歌詞の世界観、高い演奏能力と相まって本当にカッコイイ演奏になっている。
VO:山田亮一が綴る文学的かつ独創的な歌詞
笑って明日を迎えに行く 「死ぬよりマシだ」と吐き捨て行く いつか良い事あるから それが何だって想う 「バクのコックさん」
死んでしまうという事はとても恐ろしい 明日を真っ当に生きる事の次に恐ろしい 「リボルバー」
恐らくボーカルの山田はスクールカーストで言えばかなり下の人間だったんだろう。
でてくる歌詞からは日常からの絶望。自分はどーしてこんなにという劣等感や、周囲への羨望。暗い歌詞ばっかり。
でも、だからこそ、きっと誰もが感じたことがあるであろう感情。
そんな誰もが味わう感情を誰にもできない唯一無二の言葉で表現してくれる。
聞いた人間がみなこの歌は自分の歌だと感じられる。
そんな魅力がある歌詞だと思う。
この歌詞を見て感情が少しも動かない人は趣味はテキーラを一気のみすることです。音楽の趣味?EDM一択でしょ!みたいな根っからのパーティーピーポーなんだと思う。
続々と出てくるフォロワーバンド
そんなこんなで僕の青春はハヌマーンと共にあったわけなんだけど、悲しいことに2011年に解散をしてしまった。
その後、似たバンドはないものかと7年ほど探しているわけなんだけど、やっぱりあの衝撃は超えられない。
「カッパマイナス」「フッィシュライフ」をはじめ、ハヌマーンフォロワーと言われるバンドはたくさんいるけど、それはあくまでも演奏自体の話だ。
ハヌマーンの最大の魅力は日常に寄り添う歌詞だ。
退屈な日常に、あーもうなんだよ、って思う毎日の連続に寄り添いながら、それでも生きていこうと思える。
そんな世界観だ。
それは山田亮一という人間からでてくる唯一無二の言葉であり、世界観だ。
だからこそ、ほかのバンドと比較するものでもないし、むしろ全く同じ感情を抱くバンドがあったとしたら、 それこそ「ハヌマーン」はただの1バンドに成り下がってしまう。
山田亮一のその後
現在はバズマザーズというバンドを組んでいる。
このバンドもすごくかっこいいバンドなんだけど、明らかにハヌマーンと比較されるのを嫌がっている。
3rdアルバム以降はその傾向が特に強く、サウンド、歌詞ともにハヌマーン時代とは毛色の違うものになっている。
まあでもそれはそれで当たり前なんだよね。
ずっと同じことなんて歌えるわけがないし、ずっと同じことなんて思ってるはずがないし。
本当に思ってることを歌うからこそ僕たちは感動できるわけで、
だからこそ大人になった山田亮一に「ハヌマーン」を望むのは間違っている。
僕たちはハヌマーンから卒業しなければならない
あまりにハヌマーンが好きな僕はハヌマーンっぽいバンドをどうしても探してしまうけど、そもそもそれが間違いなんだと思う。
別にハヌマーンと似ている必要なんてない。
ただあの時の衝撃を塗り替えてくれればそれでいいのだ。
このバンドと人生を共にしているという。
そんなバンドとそろそろ出会いたい。
そのためにもブログを書こうと思うし、いつかの「路地裏音楽戦争」のように
僕がここで紹介したバンドが誰かにとっての特別になってくれればいい。
バンドに限らずそういうカルチャーとの出会いを提供したい。
そう思ってブログを書くことにしました。
最後にハヌマーンとっておきのキラーチューンでお別れです。
個人的にブレイクして欲しいオススメ邦ロックバンド
邦ロックはオワコンなのか
最近の邦ロックは、、、って言われて何年だっけ。
なんか30歳を超えると新しい音楽を探さなくなるらしいですね。みんなは新しい音楽聞いてますか?最近なんか良いバンドありました?あったらぜひ教えてください。
学生時代に聞いてた音楽はいつ聞いても、思い出補正もあって聞きやすい。けど、新しい音楽と出会った時の何だこれ!!かっこええ!!っていう衝撃は何度味わっても最高ですよね。テレビを中心としたマスメディアを情報収集ツールにしていると、最近はなかなか新しい音楽と出会えないと思います。アイドルばっかりですから。
そうするとついつい最近の邦楽は、、とか、ロックは、、とか言いたくなります。
ただ頑張って探してみると良いバンドいっぱいるんですよね。探すのがちょっと面倒になっただけで、むしろ今の日本の音楽シーンは凄く面白いですよ。
そんな風に思ってほしくて、ちょっとマイナーなバンドを見繕ってみました。
こういうまとめって大概の記事が、いやもう知ってるしってバンドの特集が多いので、なるべく知らなそうなバンドにフォーカスしたつもりだけど、全部知ってたらごめんね。
1.時速36km
初期衝動の塊。THIS IS ロックンロール
正直こんなこというと身もふたもないんだけど、演奏も歌もあんまり上手じゃない!
曲の構成も別にひねったところはないんだけど、圧倒的な初期衝動を感じるバンド。
ただただエモイ!!!
1作目にしか出せない、エネルギッシュな感じがすごく心地いい。なんなら歌詞もエモイ。サビで繰り返される。
夢は砕ける前が一番きれいなはずだろう?
はきっとこいつらの心の叫び。バンドそのものがまっすぐ音楽として表現されてる。
大音量で聞いてほしい1曲。
2.W.O.D
w.o.d. - スコール [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
主張の強いベースから始まるイントロ。ボーカルのけだるそうな歌声。今どき珍しいおとこくささあふれる3ピースバンド。サウンドに反してボーカルがいまどきのイケメン。ボーカルの顔押しでキャッチーなサウンドで押せば、すぐ売れそうなのに、売れ線とは逆行している感じが好感度高め。
3.Helsinki Lambda Club (ヘルシンキ ラムダ クラブ)
気分を問わず聞ける優秀なバンド。
Helsinki Lambda Club − Jokebox(Official Video)
Pavmentとstrokesから影響を受けているらしいよ!
Pavement - Cut Your Hair (Official Video)
曲を聴いてもらえれば、ああなるほどと思うはず。ローファイでガレージ感があって最高だよね!演奏や音自体はキャッチーで明るいのに、歌詞をよく聞くと意外と暗い歌詞が多く、そのあたりのバランス感覚も優秀。その辺がUKっぽいよね。
ずっと聞いていても耳が疲れないので、よくリピートしてます!
上のリンクは最新曲のものなんだけど、個人的にはThis is a pen がおすすめです!
Helsinki Lambda Club − This is a pen. (official video)
渦
心地よい浮遊感と脱力感
もうねイントロ聞いただけでセンス抜群。間違いなく売れるでしょ!まだフルアルバムだしてないし、「AppleMusic」みたいなサブスクリプション配信にも対応してないから知名度はあんまりだけど。
ポップだけどただポップなだけでは終わらない。音運びのセンス、ボーカルのハスキーだけど透明感のある声。聞く人を選ばない良バンドなんでぜひ聞いてほしい!
SUNNY CAR WASH
andymoriの正当後継者
もうブレイクしている。ような気もするバンド。
スリピース編成。まくしたてるようなボーカル。シンプルでキャッチーな演奏。ボーカル「アダム」のちょっとイッちゃってる感。
そうandymoriと同じ匂いがする!!
特にこのバンドのキラーチューンでもある「キルミー」はとりわけフォロワー色が強い。しかもアップテンポの曲だけでなく、しっとりとしたバラードもなんともいい感じに仕上げてくる。そんなとこまでそっくりだよね!
かといってオリジナリティがないとか、全然そんなこともなくて、これからが楽しみなバンド。 単なるフォロワーで終わることなく、さらなる進化を遂げてほしい。
思ったより時間がかかったのでとりあえずこれだけです!
時間ができたらまた追記、もしくは別のエントリで他のバンドは紹介していくつもりです。いくつになっても新しい音楽を探して行ければ。ということでオススメのバンドがあればぜひ教えてください。
みなさん良い音楽ライフを!